アビエイター
アカデミー賞で、最多5部門を獲得した映画「アビエイター」
映画監督、飛行家、そして大富豪として歴史に名をのこした
実在の人物「ハワード・ヒューズ」の半生を描いた作品。
<ストーリー>
レオナルド・ディカプリオ演じる「ハワードヒューズ」は
父親が残した莫大な遺産をつぎ込み、航空アクション映画
「地獄の天使」を制作し、史上空前の成功を収める。
その後も、人気女優キャサリンヘップバーンとの恋
世界最速の飛行機を創り出すべく、飛行機会社を設立
など、スキャンダラスな冒険飛行家として脚光をあび、
華やかな人生を送る一方で、夢にのめり込みすぎたとき
世界一の富みと名声を手に入れながらも、恐怖症と強迫症で
自己を失っていく・・・。
<感想>
はじめは、ただ有名人の半生を追っている映画なのかと
思いましたが、中盤からのヒューズ(レオナルドディカプリオ)
の華やかな人生の中にある葛藤や孤独の中で
強迫症に悩まされる姿は、深く考えさせられるものでした。
子供のころの夢を全て叶え、傍目からはなにもかも手に入れた
ように見える男も、人生には、自分では操縦しきれない部分
がある・・・その中でもがき、なんとか舵をとろうとするアビエイター
(飛行士)の姿がなんとも胸に迫るものがありました。
ただ、時間は160分と長く、気を抜くと、ただとらえどころが
なく終わってしまうと思うので、疲れているときに観るのは
おすすめしません。
おすすめ指数
恋人とデートで ★☆☆☆☆
一人でじっくり ★★★★☆
趣味の合う友達と ★★★★☆
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