クローサー | キラキラ☆流行通信

クローサー



「カラダを重ねるたび唇がウソを重ねる」



<ストーリー>


重なり合う4人の愛。ロンドンで出会ったフォトグラファー、

小説家、ストリッパー、そして医師。赤裸々な言葉で綴られる

この4人の関係は、情愛、嫉妬、熱望、嘘と真実の間で

さまざまな愛のあり方を変化させていく。



ジュリアロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン

クライブ・オーウェンの豪華キャストがイギリスの大ヒット演劇

「CLOSER」の映画版を熱演している。



夫婦、恋人、不倫、浮気、心変わり、大人の恋愛の

さまざまな要素が絡み合い、リアリティーのある心情が

描かれている。



ジュリアロバーツ

「相手に近づきたい、人生において最も価値あるものに

近づきたいと必死にもがく人々のあり方を描いた作品だと思う」


クライブ・オーウェン

「恋愛がどれほど残酷でつらいものか、4人は見せてくれる。

なぜ人間は自分自身をこんな目にあわせるのかと思うよ。」


マイク・ニコルズ監督

「シーンの多くが恋愛の始まリと終わりで構成されている本作は

その間を消し去りがちである人間の深層心理をも表現している。

人間はどのようにものごとを記憶しているのか、我々の目に

人生はどのように映っているのか、という興味深い問題提起を

している作品だ。」




<感想>

「カラダを重ねるたび唇が嘘を重ねる」

この言葉に惹かれて見に行ってきました。

こういう経験がある人も多いのではないでしょうか。



嘘をついた人

カラダを重ねながら嘘をきいた人

カラダを重ねたことを隠すための嘘をきいた人



その経験がどんなもので、自分を誰にあてはめるか

それによって一人ひとりの感じ方は

大きく変わるのではないかと思います。



ただ、私としては、誰に共感し、誰を批判するか、

といった4人の恋愛に対する善悪の評価の中で

自分なりの恋愛観を見なおすとともに



恋愛とはどこからの視点で見るかによって

大きく変わるものなのだと強く感じた作品でした。



実際の自分の恋愛のときは、

全ての出来事、善、悪を自分側の視点、

価値観のみで判断しがちです。



しかし、本当はいちがいにどちらが良い、悪いなどと

簡単に決められるものではなく

それぞれに自分なりのストーリーがあり


主人公が変われば、

だまされたかわいそうな人も情けない人へ・・・

ずるい人も、幸せを勝ち取った人へ・・・

と変化する。



そんな、人生を映画的、ドラマ的に見てみると

今まで見えなかったものが見えるきっかけ

なるのではないかと思いました。




映画自体にはっきりとした答えが示されているわけではないので

明快な結果を求めて見にいったら満足出ないと思います。


この映画は、ストーリー自体より、それを見たときの

自分自身が感じたこと、考えたことにおもしろさが

ある映画なのではないでしょうか。





オススメ指数


恋人と2人で   ★★★★☆

(浮気経験ない場合)←思い出してけんかにならないように♪

一人でじっくり  ★★★★☆

友達と一緒に  ★★☆☆☆




クローサー公式サイト

http://www.sonypictures.jp/movies/closer/site/

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